永遠に忘れない


大親友Oが9日に亡くなった。
まだ29歳の若さでした。
彼には多くの場面で相談に乗ってもらったり
助けて貰ったり、かけがえのない友人でした。
俺だけじゃなく周囲の友人にとっても
大好きな友人だったから
皆、悲しみに包まれ呆然としています。
1年前から彼は大病と闘っていたのですが
本当に最後まで頑張って偉かったと思う。
俺は彼に何かをしてあげられたのだろうか?。


友人Oは頭が良くて個性的でオシャレで
何でも知識が豊富で、それに感性が鋭く
ユーモアのセンスも抜群の人でした。
映画や、Artや文学や音楽の話をあそこまで
語り合える友人は他には居ませんでした。
今、自分の中では、お通夜にも葬儀にも
行かせて貰ったので、一応
事実としては認識しているのですが
溜まっていたフィルムなんて現像していて
皆に囲まれている彼の姿を見ていると
とても亡くなった現実が信じられません。
どこか遠くにいるだけのような気がします。
電話したら、すぐにノコノコ遊びに来そうな感じ。
今は自分の気持ちも混乱中で未整理だけれど
友人Oとの思い出は、あまりにも数多いので
ふと思い出したら綴って行こうと思っています。


ちなみに時間が無い!と俺が騒いでる近々開催の
展覧会ですが、もともと、その亡くなった友人Oと
別の女友達と3人で同じ場所でグループ展を
2000年にしたのがきっかけです。
彼は非常に楽しかったと言ってくれ、またやろう!
と言いつつ延び延びになっていたのです。
昨年、彼は大病になったものの構想はきちっとあり
じゃあ皆でやろう!と動き出した矢先でした。
今回の展覧会は俺のほかに3人の友人が出品します。
友人Oは作品こそ出品していませんが
すべての経緯は彼の思いが発端になっているので
今回は俺は5人展だと思っています。
きっと彼はニコニコ会場に居ると俺は信じています。